【ICL1か月後検診レポ】見え方・副作用はどう変わった?

自己投資部

ICL(眼内コンタクトレンズ)の手術から1か月。手術直後は「本当に見えるようになるの?」「副作用は大丈夫?」と不安がいっぱいでしたが、少しずつ日常生活にも慣れてきました。

今回のブログでは、1か月後検診でわかった視力の変化や、術後に感じた副作用の有無、そしてリアルな生活の中での実感についてまとめてお伝えします。これからICL手術を受けるか悩んでいる方や、術後の経過が気になっている方にとって参考になるよう、できるだけわかりやすく、正直な感想を綴りました!

ICL手術から1か月が経過!検診当日の流れと内容は?

検診当日のスケジュール

1か月検診当日の受付~終了まで
  • 15時
    受付


  • 検査

  • 医師の診察
  • 15時20分
    検診終了、帰宅

なんと、受付から検査終了まで20分で終了しました!

実際に受けた検査の内容

受けた検査は3種類です。

  1. 眼底カメラというカメラで目を撮影ICLの位置がずれていないかを見ます
  2. おなじみの気球を見る検査屈曲異常(近視、遠視、乱視)を自動的に測定します
  3. 目に風が当たる検査眼圧を図ります(高いと緑内障のリスクが上がります)

レンズが小さすぎる場合:白内障のリスクが上がる、レンズが回る可能性がある(乱視用レンズ)

レンズが大きすぎる場合:眼圧が上昇し緑内障発作が生じるリスクが上がる

緑内障は初期や中期は自覚症状がほとんどなく、悪化すると失明につながることもあります。定期的に検診に行きましょう!!

医師から言われたこと

医師からは、「経過は順調です」と言われ、質問事項はないか確認してくれます。

日常生活に制限はないか聞くと、「格闘技以外は普段通りの生活で大丈夫です。」とのことでした!

ICL後の日常生活制限についてはこちらのブログにまとめてありますのでご覧ください。

ICL1か月後の見え方はどう変化した?

手術直後との違い

見え方の変化
  • 手術直後
    麻酔が効いており、術後のため“見える!けどぼんやりしている”

    (左目は寝る前までずっとかすんでいた)

  • 翌日
    朝起きたときから視界クリア!左目のかすみも消えていて安心

    翌日検診の視力検査では両目視力2.0の範囲が見えたり見えなかったりした

  • 1週間後
    見え方の変化なし。よく見える。

  • 1か月後
    1か月後検診の視力検査で両目2.0がしっかり見えた!

手術直後はぼんやりしていましたが、翌日からはとてもクリアな世界でした。検診では翌日より1か月後の方が視力が安定していました!視力において、日常生活に不自由なしです!

遠く・近くの見え方のバランス

遠く・近くはしっかり見えます。

私はもともと右目0.06、左目0.6と視力に左右差がある「不同視」という状態でした。そのため物との距離感がつかみにくかったり、ものの立体感がわからないことがありました。それもICLをして視力が矯正され、両目の視力がそろったため「不同視」の問題は解決できました!

遠くにピントを合わせていきなり顔から10㎝ぐらいまでピントを合わせてより目の状態になると、カメラのレンズでピントを合わせているように周りがぎゅんっとなります。(伝わりにくいかな??)

ですが、見え方に支障はなく、近くにピントを合わせてしまえば問題なくものを見ることができます。

副作用や違和感はあった?

ドライアイ:なし

ICLはレーシックとは違い、角膜を削らないためドライアイにはなりませんでした。

術後は点眼薬を処方され、定期的に差す必要があるため眼に常に潤いがあるのもドライアイを感じない要因かもしれません。

1か月後検診が終わり、処方している点眼薬を差し終わったら点眼終了のため、終了後は市販の点眼薬を買ってドライアイ予防をするのもよいです◎


頭痛・疲れ目:なし

強く矯正しすぎる「過矯正」という状態になると、近くにピントを合わせるために目が緊張し、疲れ目、頭痛の原因になります。

私の場合、仕事でパソコン、家でスマートフォンを見ることが多いです。ですが、ICLから1か月たっても頭痛や疲れ目を感じていません。

1日中パソコンを使用したり、近くで細かいことを長時間行う職業の場合は眼精疲労になりやすいため注意が必要です。心配な方は、術前検査でレンズの度数を決めるときに医師やスタッフに相談してみましょう!

夜間や暗い場所での見え方(ハロー・グレアなど):あり

ICLのレンズは中心に孔が空いています。その影響で、光の周りに輪が見えたり(ハロー)、暗いところで光を見たときに眩しく見える(グレア)ことがあります。

仕事で夜勤業務があるため、はじめは光の周りに輪が見えて、「これがハローか、きれいだなー。」と見える度に感じていましたが、現在はさほど気にならなくなりました。グレアについては、夜間に車の運転をしていないのでまだわかりませんが、日常生活に支障をきたすことはありません。

ハロー・グレアは時間の経過とともに慣れていきますが、完全に消えることはないそうです。

ICLを受ける前は裸眼だと、夜間や暗い場所ではより見にくさを感じていました。ですが、ICL後は暗い場所でも問題なく見えています

異物感:あり→なし

虹彩と水晶体の間にICLレンズが入っているため、術後は異物感や軽い痛みがありました。1か月たった今では、異物感や痛みは全くなく、まるでもともと目がいい人かのように快適な生活を送れています。

ICL手術から1か月、実際に感じたメリット・デメリット

メリット

  • 朝起きた瞬間からクリアな世界が広がります。コンタクトをつける手間がないため朝の準備の時間が短くなりました。また、着脱のストレスもなくなり、快適です。
  • 旅行などでのコンタクト関連用品を持ち運ぶ手間が省けるため、荷物が少なくなります。
  • コンタクトをしたまま寝落ちをして翌朝カピカピで目が痛くなることがなくなります。寝落ちが怖くなくなりました
  • コンタクトを長時間つけて目が充血することがなくなります
  • 花粉の時期のコンタクトのゴロゴロ感を感じることがなくなります
  • 災害等の緊急時に何もしなくても見えるという安心感があります。

ICL手術から1か月経過して、これだけのメリットを感じています。ストレスフリーな生活です!

デメリット

1か月たった今、デメリットは感じておらず、ただただ「やってよかった」「もっと早くやればよかった」と思っています。

ですが、副作用もあるため、ICLを受ける際は副作用もしっかり理解しておくことが重要です。

ICL1か月後検診まとめ:受けて感じたこと・これからのケア

検診は受けたほうが安心できる

副作用には自覚症状があるものとないものがあります。特に緑内障は自覚症状がなく、悪化すると失明につながることもあるので、検診は定期的に受けておくと安心です。

私がICLを受けた品川近視クリニックでは、手術後の定期検診が、翌日、1週間後、1か月後、3か月後、6か月後、1年後、以降1年ごとに行われます。

今後のスケジュールとセルフケアのポイント

今後のスケジュール

今後も定期検診が行われるため受診していきます。点眼薬は1か月以降はフルオロメトロン(抗炎症ステロイド水溶懸濁点眼液:炎症を抑える)とジクロフェナクナトリウム(非ステロイド性抗炎症点眼薬)の2種類になり、点眼回数も1日4回だったのが3回に減ります。点眼薬がなくなったら点眼終了です。

セルフケアのポイント

  • 点眼薬を使用して目の乾燥を防ぐ:ドライアイや眼精疲労予防に効果的です。
  • 目に適度な休息を:近くを見て作業をするときは30分ごとに5分は遠くを見たり目を閉じて休めるとよいです◎
  • バランスのいい食事を取る:ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜や果物、特に目に良いとされる緑黄色野菜や魚を積極的に取り入れましょう。さらに、必要な栄養素:ビタミンA(別名:目のビタミン)、ルテイン(視力の改善、ブルーライトを吸収)などをサプリで摂取することも効果的です!


  • 定期的に検診を受ける:問題がないかを調べることで安心して生活を送りましょう。

これらのセルフケアを行い、快適でクリアな生活を送っていきましょう!

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