「眼鏡やコンタクトのわずらわしさから解放されたい!」そう思ってICL(眼内コンタクトレンズ)の手術を決意しました。
私はもともと右目0.06、左目0.6の左右差がある視力で、左目がかろうじて見えるため何とか裸眼でも生活ができるレベルでした。しかし、運転や仕事はコンタクトや眼鏡、趣味の山登りもゴロゴロのコンタクトで行っていました。そんな煩わしい生活から解放されるためにICL手術を受けたことで翌日には両目2.0の視力を手に入れました!
「ICLってどんな手術なの?」
「レーシックと何が違うの?」
「自分に合っているのはどっち?」
こんな疑問をお持ちの方に、実体験をもとにわかりやすくお伝えします!ICLを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
ICLとは?レーシックとの違いは?
ICL(眼内コンタクトレンズ)とは?
ICL(Implantable Collamer Lens)は、視力矯正のための「眼内コンタクトレンズ」です。レーシックと並ぶ視力回復の方法の一つで、特に「角膜を削りたくない」「強度近視の人」などに人気があります。
ICLの仕組み
ICLは、目の中に小さなレンズを挿入することで視力を矯正する手術です。通常、角膜の後ろ(水晶体の前)にレンズを固定するため、外からは見えませんし、異物感もほとんどありません。
レーシックのように角膜を削る必要がないため、目への負担が少なく、元の状態に戻すことも可能です。
レーシックとICLの違いを比較!
比較項目 | ICL | レーシック |
---|---|---|
手術方法 | 眼内にレンズを挿入 | 角膜を削って屈折を調整 |
角膜への影響 | 削らない | 削る |
適応範囲 | 強度近視にも対応 | 中程度の近視まで |
視力の安定性 | 安定しやすい | 数年後に視力が変化する可能性あり |
ドライアイリスク | 低い | 高い |
取り外し | 可能 | 不可能 |
費用 | 高め(両目で60〜80万円) | 比較的安い(両目で20〜40万円) |
ICLは角膜を削らずに視力を矯正でき、特に強度近視の人に向いています。一方、レーシックは費用が抑えられる点がメリットですが、角膜を削るため元に戻せないという特徴があります。
ICL手術の流れと当日の体験談
ICL手術前の検査と準備
検査
ICL手術では、正確なレンズの選定と目の安全性を確保するために 2回の適応検査 を行うことが一般的です。
🔹 1回目の検査(適応検査)
- 目の状態を詳しく調べ、ICLが適応可能かを判断する
- 角膜の厚さ、眼圧、視力、眼球の形状などを測定
- ICL手術が可能な場合、適切なレンズ度数を決定
🔹 2回目の検査(最終確認)
- 手術前に、レンズ度数や目の状態を再確認
- 1回目の検査から時間が経過しているため、状態が変わっていないかチェック
この2回の検査を行うことで、より 精度の高い視力矯正 が可能になり、手術後の満足度が高まります。
準備
準備として、検査前のコンタクトレンズ制限があります。禁止期間は以下に示します。
✅ ソフト(乱視なし) 3日前
✅ ソフト(乱視あり) 1週間前
✅ ハード 2週間前
私は品川近視クリニックでICLを受けました。上記の期間はクリニックによって異なる可能性があるため注意してください。
術前検査での持ち物
✅ 身分証明書
✅ 眼鏡、コンタクトレンズ
✅ 割引のチケットやクーポン
✅ 内金19万円(2回目検査時)
2回の検査を終え、レンズが決定したら発注に移ります。この時点で内金19万円を支払います。
レンズが届くまで1か月~3か月程度かかります。私はレンズ度数が国内になかったため、発注から2か月で到着、手術日相談の電話が来ました。
また、2回目の検査終了後、モキシフロキサシン点眼薬(感染症予防の抗菌薬)を渡されます。手術3日前からコンタクトレンズの装着は中止し、モキシフロキサシン点眼薬を1日5回(起床時、朝、昼、夕、寝る前)に点眼をする必要があります。
手術当日の流れ(準備、受付から手術まで)
準備
手術当日の持ち物は以下の通りです。
✅ 同意書
✅ 診察券
✅ 手術代金
✅ ヘアゴム(髪の長い人)
✅ 印鑑(ローンを組んだ人)
✅ モキシフロキサシン点眼薬
✅ 割引券(未提出の人)
手術当日の注意点
- 静電気のおきやすい服装、タートルネックやフードのついたもの、帽子の着用は不可
- 手術当日はノーメイクで来院(日焼け止めも不可)
- 化粧水・乳液なども目の周りにはつけない
- 手術当日は、来院時間の1.5時間前から絶食
上記を守って安全に手術を受けられるよう準備しましょう。
受付
私は14時から予約だったので、13時50分に到着しました。
14時
到着すると、受付で診察券を渡して同意書の確認を終え、術後装着するメガネ(M、Lサイズ、透明、グレー)を選んでロキソニンを渡され、院内にあるウォーターサーバーの水で飲みました。
その後、椅子で数分待ち名前を呼ばれ、視力測定(機械)、眼圧測定、瞳孔を開く点眼、術後の注意点や点眼薬の説明がありました。
待合室に戻り、スタッフが5分ごとに点眼に来ました。その間は待合室にあるテレビを見て過ごしました。
15時頃
機械で瞳孔が開いてるか調べます。
瞳孔がしっかり開いていることを確認出来たら、受付の人に呼ばれてこの後の手術の説明をされました。ここで髪の毛の長い人は縛り、ポケットの中に入っているものも全てロッカーに入れます。
手術室の看護師に呼ばれて手術室の前の椅子に座ります。ガウンを着せてもらい、薄暗い手術室の待合に入ります。

このまますぐ手術かと思いましたが、もう少し待ち時間がありました!
椅子がソファーのようでめちゃくちゃフカフカ!快適でした。
その後椅子で何度か点眼差されます。前髪をピン留めで留めてもらって手術室の帽子を被り、テープで固定してもらいます。
麻酔の点眼を差された後に医師の診察をし、そのまま手術室へ移動して入ります。
手術
術前準備
手術室の椅子に座ります。スタッフは7人前後居り、「多いなー、これだけの人が今から関わってくれるんだ」と少し安心しました。部屋は明るくやや涼しかったので寒がりの人は羽織るものか中に着込んでいくと安心です◎
椅子が後ろに倒れ、布団みたいなので覆われます。結構首を後屈させるので身を任せるときつい姿勢にならず良いです。
イソジンで目の周りの消毒をした後に、目の中の消毒をします。これが1番染みてしんどかったです。目の中に消毒液をぐりぐり塗られます。その後も手術中はずっとしみる感じがありました。
手術開始
右目に滅菌の布を当てられた後、開眼機をつけられます。

この時抵抗して目を閉じようとせず、身を任せると変な痛みが出ないです!
怖いですが力を抜きましょう!
水で目を洗い、なんやかんやされます。この時、医師や看護師がこまめに説明してくれるため恐怖心は薄れますが、よくわからないので取り合えず必死で真上の光を見続けます。

目の中にICLのレンズが入っていくときに少し押される感覚があって、その後に目の中で丸まっているレンズが開いた瞬間がわかりました。その瞬間、一気に視界がクリアになって面白かったです!感動した!
右目の開眼機が外されて、ドレープも外されて、左目も同様にスタートします。右目で大体やることわかったからわりと冷静でいられました。
両目にレンズが入ったら、イソジンを拭き取ってもらって終了です。
準備も含めて体感で片目5~10分でした。
椅子の角度を直してもらって、手術室待合室へ歩いて向かいます。
術前に過ごしたフカフカの椅子で軽く目を閉じて40分ぐらい休憩します。乾燥を防ぐために2〜3分に一回瞬きをしてくださいと言われます。
20分ぐらいで看護師が様子を見に来てくれました。症状の確認をしてもらい、痛みが強い場合はここで痛み止めの点眼をしてもらえます。
40分程度の休憩が終わり、医師の診察を受け、問題ないと言われます。
帰宅後の点眼の説明を再度受けて、17:30から始めてくださいと言われ、ロッカーの荷物を取り、保護メガネをかけて帰宅しました。
✅14時来院、16時30分に終了だったので、在院時間2時間30分でした!
実際の手術は痛い?リアルな感想
手術中の痛みについて
- ICLの方法や経験談を調べてから手術に挑んだため、切られるタイミングもなんとなくわかっていましたが、切られる痛みは全くなく、「今切られてるのかな?」という程度でした。(本当に一瞬です)
- その後虹彩の後ろにICLを固定する時と、その後1分間ぐらい洗われる時にチクチクする感じがありました。
- 術前にちくちくのモヤットボールみたいなボールを2つ渡されて、「痛みを感じた時等に目に力を入れないように握ってください」と言われて緊張を和らげるために2個渡されたボールをひたすら握っていました。
- 医師や看護師がこまめに説明してくれるため恐怖心はありませんでした。
- 全体を通して痛みはさほど感じませんでした。1番辛かったのは消毒時のしみる感じでした。
まとめ
ICLは、角膜を削らずに視力を回復できる手術で、特に強度近視の人やレーシックに不安がある人におすすめです。レーシックとの違いを比較すると、ICLは目への負担が少なく、取り外しも可能な点がメリットです。一方で、費用が高めというデメリットもあります。
手術の流れとしては、術前検査を2回受けた後、手術当日は2.5時間と短時間で完了しました。私の場合は痛みはほぼなく、右目0.06、左目0.6+乱視の視力でしたが、翌日の検査では両目2.0の視力を手に入れました!
ICLは一度手術を受けると長期間視力を維持できるため、メガネやコンタクトに悩まされる生活から解放されます。視力矯正を考えている方は、まずはクリニックで適応検査を受けてみるのがおすすめです!
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