結婚式場選びは、結婚準備の中でも最も大きな決断の一つです。しかし、数多くの式場がある中で「どこにすればいいのか」「どんなポイントを重視すればいいのか」と迷ってしまうカップルも多いのが現実です。
そこで、結婚式場選びを成功させるためには、まず決める前に考えるべき重要なポイントを押さえることが大切です。さらに、最適な会場を見つけるためのステップをしっかりと踏むことで、理想的な式場をスムーズに見つけることができます。
本記事では、結婚式場選びをスムーズにすすめるための「4つの重要ポイント」と、理想の会場を見つけるための「方法」を実際に経験した視点から詳しくご紹介します。これから式場探しを始めるカップルのために、役立つアドバイスをお届けしますので、ぜひ参考にしてください!
結婚式場選びの前に考えるべき4つの重要ポイント
式場選びの前に考えてよかった4つのポイントについて紹介します。
- 結婚式において重視すること
- 式場のタイプを決める
- 予算について
- 招待人数の把握
この4つについて記事を参考にしてパートナーと話し合い、結婚式場選びへ進みましょう!
重視すること
2人で重視することを話し合い、以下の項目に順位付けをしておくと結婚式場を選択する際に便利です!
- 予算(挙式・披露宴の総額、追加費用、コスパ)
- 立地・アクセス(ゲストの移動しやすさ、最寄駅からの距離、送迎の有無)
- 会場の雰囲気・デザイン(ナチュラル、クラシック、モダン、和風など好みに合うか)
- 収容人数(ゲストの人数に合う会場か、狭すぎないか)
- 料理のクオリティ(試食ができるか、アレルギー対応があるか)
- スタッフの対応(説明のわかりやすさ、柔軟な対応ができるか)
- 貸切の可否(プライベート感を重視するなら貸切可能か)
- 持ち込みの自由度(装花、カメラマン、ペーパーアイテムなど持ち込み可能か)

私たちは、結婚式参列の経験からゲストに満足して帰ってほしいという思いがあったこと、親戚は遠方から来ること、25歳で貯金も限らていることから、
①料理のクオリティ
②予算
③立地・アクセス
の順に重視することを決めました!
ちなみに、参加するゲストが「結婚式に期待すること」においても、料理が1番という方が多いようです。新郎新婦の重視すること、ゲストの期待することが一致しているとより満足度の高い結婚式を挙げることにもつながりそうですね!
式場のタイプ
結婚式場の主なタイプを簡単に紹介します!
- ホテルウェディング:格式高く、宿泊施設や充実したサービスが魅力。遠方ゲストにも便利。
- 専門式場(ゲストハウス):結婚式専用の施設で、貸切感や演出の自由度が高いのが特徴。
- レストランウェディング:料理のクオリティが高く、アットホームな雰囲気が魅力。
- 神社・仏閣ウェディング:伝統的な和婚が叶う。厳かな雰囲気で、日本らしい結婚式ができる。
- 教会ウェディング:本格的なチャペルで神聖な挙式が可能。キリスト教式の結婚式にぴったり。
- 屋外・リゾートウェディング:ガーデンや海辺、海外リゾートなど、開放感のある結婚式ができる。
自分たちの結婚式のイメージや理想からどの式場タイプがいいのか考えておくと、結婚式場の候補をあげる際に絞りやすくなります!

上記の結婚式場選びで重視する項目で料理のクオリティが一番であったことから、「レストランウェディングがいいなあ~」と考えていました!
予算を決める
式場見学では、結婚式にかかる予算を聞かれます。結婚式の自己負担額は以下の方法で算出できます。
結婚式の自己負担額=結婚式の総額ー(ご祝儀+親の援助)
以下で1つずつの項目について細かく見ていきます!
結婚式の総額
結婚式の総額の平均は349.5万円です。
結婚式の費用はさまざまな要因によって大きく変動します。以下のポイントを理解しておくと、予算調整がしやすくなります。
1. ゲストの人数
- ゲストが多いほど費用が増加(料理、引き出物、席の準備など)
- 少人数婚(家族婚・挙式のみ)なら費用を抑えやすい
2. 会場の種類・ランク
- 高級ホテル・専門式場 → 高額になりやすい
- ゲストハウス・レストランウェディング → 比較的リーズナブルなことが多い
- 神社・教会などでの挙式のみ → 低コストで可能
3. 挙式スタイル
- 教会式・神前式・人前式 などによって料金が異なる
- 神前式は衣装(和装)により高くなることも
4. 衣装・ヘアメイク
- レンタル or 購入、着数 によって大きく変わる
- 和装(白無垢・色打掛)は洋装より高額な傾向
- ヘアメイクの回数(お色直し回数)が多いほど費用UP
5. 料理・ドリンクのグレード
- 1人当たりの料理単価 が総額に大きく影響
- コースのランク、ドリンクの飲み放題プランの有無で調整可能
6. 装花・装飾・演出
- メインテーブル装花、ゲストテーブル装花のボリューム
- キャンドルサービスやプロジェクションマッピングなどの演出
7. 持ち込みの可否
- 衣装・カメラマン・ペーパーアイテムなど持ち込み料が発生するかどうか
- 持ち込み可の会場なら節約しやすい
8. 挙式する時期・曜日・時間帯
- 人気シーズン(春・秋)や土日祝日 は高額になりやすい
- 平日や冬季(閑散期) は割引プランがあることも
9. 写真・映像の依頼内容
- 前撮りの有無、スナップ撮影、エンドロールムービーなど を入れると高額に
- データのみ or アルバム作成の有無で変動
ご祝儀
ご祝儀総額 = ゲスト人数 × 1人あたりのご祝儀額(相場)
ゲスト別ご祝儀相場(1人あたり)
ゲストの関係性 | ご祝儀の相場(1人あたり) |
---|---|
友人・同僚 | 3万円 |
上司・恩師 | 3〜5万円 |
親族(叔父・叔母など) | 5〜10万円 |
両親 | 10万円以上 |
具体例(ゲスト80人の場合)
(友人40人 × 3万円) + (上司10人 × 5万円) + (親族20人 × 7万円) + (両親2人 × 10万円) = 480万円
ただし、ご祝儀は地域やゲストの関係性によって変動するので、あくまで目安として考えてください。
親の援助
ゼクシィトレンド調査2024では、親からの援助が「あった」人が74.2%と答えています。また、親・親族からの援助額のうち、挙式、披露宴・ウエディングパーティーに使った金額の平均は168.6万円と答えています。
自己負担額について
結婚式の総額、ご祝儀、親の援助を具体的に計算してみると、自己負担額が見えてきます。逆に、自己負担額がどこまでいけるかによって、結婚式総額の上限を計算することもできます。
私たちは、以下の方法で結婚式総額の上限を計算しておきました。上限を決めておくと生活に必要なお金の範囲内で結婚式でやりたいことなどを決めれるため、計算しておくことがおすすめです!
自己負担額=二人の貯金額の合計+これから結婚式の日までに貯まるお金ーこれから結婚式の日までの生活費ー新婚旅行代ー生活防衛費
招待人数を把握する
結婚式場見学で招待人数を聞かれます。予算を算出してもらうために必要になりますので、見学に行く前に大体の人数を把握しておきましょう!
また式場の規模によって、「〇人以下」、「〇人以上」と決まっているところがありますので、見学に行く式場を決める際にも招待人数は重要になってきます。

私たちは招待したいゲストをピックアップし、60~70人ぐらいのゲストが入る式場を探しました!
最適な会場を見つけるための方法
最適な会場を見つけるための方法を2つ紹介します。
式場紹介サイトを活用
結婚式場紹介サイト比較(ゼクシィ、ハナユメ、トキハナ)
サイト名 | 特徴・おすすめポイント | 欠点 | |
ゼクシィ | ・知名度がNo.1 ・提携式場数2400件越え ・相談カウンターが全国にある ・条件を満たすと特典がもらえる | ・情報が多すぎて絞るのが大変 ・広告料を高く払っている式場がピックアップされやすい | |
ハナユメ | ・時期によってお得になる「ハナユメ割」がある ・条件を満たすと特典がもらえる ・相談方法が4種類ある(来店、オンライン、LINE、電話) | ・一部提携外のエリアがある | |
トキハナ | ・見積もりの割引や特典が即決しなくても最大限適用になる ・持ち込み自由の式場数がNo.1 ・経験豊富な元プランナーがリアルな情報を教えてくれる、見積もりをチェックしてくれる ・成約すると特典がある ・相談はオンライン、LINE | ・サイト情報量が少ない場合がある ・対面でのサポートがない ・掲載式場が厳選されている |
ブライダルフェアに参加
ブライダルフェアは、結婚式場が主催するイベントで、カップルが結婚式をより具体的にイメージできるように、式場の見学や試食、演出体験、相談会などを一度に行うことができる場所です。式場選びに迷っているカップルにとって、実際に式場の雰囲気やサービスを知る絶好のチャンスです。
ブライダルフェアのメリット
- 式場の雰囲気を確認できるため、結婚式の具体的なイメージが沸く
- 彼とのデートとしても楽しむことができる
- 参加するだけでお得な特典が付く場合もある
- スタッフと直接話せるため、式場の詳細やプラン内容、予算について具体的な話を聞ける
ブライダルフェアは定期的に行われているため気になった方や時間がある方はチェック(ゼクシィ、ハナユメ)してみましょう!
実際に私たちが使用した式場紹介サイトとは
式場をネット上で探していましたが、式場数が多く自分たちで絞るのが難しかったです。そこで、先ほど紹介した結婚式場を決める前に考えるべきことを決めたうえで、式場紹介サイトに頼ってみることにしました。
それぞれの式場紹介サイトを比較した結果、トキハナでお願いすることにしました。
その理由は、4つありました。
- 即決したくない:たくさん見学して比較したうえで式場を決めたいと思っていたため、即決しなくても割引が最大限使用できるところがよかった(「今日決めたら〇円割引します!」という即決特典をとっているところが多いそうです)
- 持ち込み料0円でいろいろ持ち込みたい:費用をできるだけ抑えるためにドレスや引き出物、ペーパーアイテム、ブーケなどは持ち込み料なしでメルカリやお得なサイトを使用したい!
- 初期見積もりから料金上がるのが不安:式場見学後に元プランナーが見積もりをチェックしてくれるため、どこが費用が上がりそうか、式場に確認したほうがいいところなどを教えてくれるので安心!
- 結婚式の準備が不安:トキハナで成約すると無料でトキハナメイトノートがもらえ、結婚式準備のプロセスについて理解でき、スムーズに進めることができる!
これらの理由からトキハナで式場の紹介、見学予約、見積もりのチェックをお願いしました。詳細についてのブログも更新予定ですので是非チェックしてください。
式場に目星がついたらすること
- 実際に式を挙げた人の口コミをチェック:みんなのウェディングやウェディングパークには実際に式場見学や結婚式を挙げた人の口コミや費用の明細が載っているので見ておくと安心です!
- インスタグラムなどのSNSで雰囲気を確認:結婚式場によってはSNSで宣伝しているところもあるので参考にしましょう!
まとめ
結婚式場選びの前には、結婚式において重視すること、式場のタイプ、予算、招待人数について話し合っておきましょう。これを明確にすることで式場選びをスムーズに進めることができます。
これらの話し合いが終わったら、式場紹介サイトやブライダルフェアを利用して自分たちに合った式場を見つけてくださいね!
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